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ALAメールマガジン

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2018/4/10 ALA通信クラブ 73号   人工軽量骨材(ALA)協会
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○このご案内は、ALA協会の人工軽量骨材に関するメール配信サービスにご了承いただいている方や、
弊協会活動にご理解・ご指導・ご協力を賜っている方々にお送りしております。

INDEX 
●建築分野: (1)「田町ステーションタワーS」(TGMM芝浦プロジェクトA棟)」
       (2)「住友不動産大崎ガーデンタワー」
       (3)「大手町二丁目地区第一種市街地再開発事業」
       (4)「住友不動産御成門タワー」(芝公園一丁目ビル計画)
       (5)「広小路クロスタワー」(錦二丁目計画)
●土木分野: (6)「むつ小川原港外港地区防波堤(東)災害復旧工事」
●トピックス:(7)「AIJ九州支部大会にて論文発表」
        (8) 「全国圧送技術大会」
●ひとりごと:(9)「江戸前の新名物」

▲▲▲ 建築分野 ▲▲▲

1. 「田町ステーションタワーS」(TGMM芝浦プロジェクトA棟)
 JR田町駅東口において、東京ガス、三井不動産、三菱地所が3社共同で進めている大規模プロジェクトの第一弾が5月に
竣工します。
このエリアは、歴史ある商店街に加え、近年のタワーマンション建設や駅前再開発等により今後の更なる発展が見込まれて
います。
街区名称は「田町ステーションタワーN(2020年竣工)」と合わせて「msb Tamachi」(ムスブ田町)になります。
S棟の2階以上の床スラブに軽量コンクリート1種が使用されました。
 呼び強度(27) コンクリート比重(1.90) スランプ(18cm)
 S造、一部SRC造 地上31階、地下2階 延床面積:138,300平方メートル
 設計:日建設計・三菱地所設計共同企業体 施工:大成建設 
 用途:事務所、店舗、駐車場

2.「住友不動産大崎ガーデンタワー」(西品川一丁目地区市街地再開発事業・A街区)
 JR大崎駅より約400m南に位置した、旧国際自動車教習場跡地を含む約3.9haの広大なエリアが施工区域です。
事務所中心のA街区と住宅中心のB街区、中央部に配置した大規模な緑地広場で構成されています。
A街区棟の2階以上の床スラブに軽量コンクリート1種が使用されました。
 呼び強度(24・27) コンクリート比重(1.85) スランプ(18・21cm)
 S造、一部RC造 地上24階、地下2階 延床面積:177,988平方メートル
 設計:日建設計 施工:大成建設  用途:事務所、店舗、駐車場

3.「大手町二丁目地区第一種市街地再開発事業」
 都市再生機構とNTT都市開発が千代田区大手町2丁目の逓信ビル跡地と旧東京国際郵便局本館跡地に建設中の超高層ツイ
ンビルの軽量コンクリートの打設が完了しました。竣工は7月の予定です。
ビルは低層部で接続され店舗やカンファレンス施設になっています。
また地下鉄大手町駅と直結し、地下道経由で東京駅などにも行けます。
A棟、B棟の2階以上の床スラブに軽量コンクリート1種が使用されました。
 呼び強度(27) コンクリート比重(1.85) スランプ(18cm)
 用途:事務所、店舗、カンファレンス、地域冷暖房施設、駐車場等
 *A棟
 S造、一部SRC/RC造 地上35階、地下3階 延床面積:202,000平方メートル
 設計・監理:日本設計 施工:竹中工務店 
 *B棟
 S造、一部SRC/RC造 地上32階、地下3階 延床面積:152,000平方メートル
 設計・施工:大林組 監理:日本設計・NTTファシリティーズ共同企業体

4.「住友不動産御成門タワー」(芝公園一丁目ビル計画)
 都営三田線「御成門」駅前で建設されていた超高層オフィスビルが完成しました。個性的な外観の、免震構造、無停電
対応オフィスビルです。
6階以上の床スラブに軽量コンクリート1種が使用されました。
 呼び強度(27) コンクリート比重(1.90) スランプ(18cm)
 S造、一部SRC/RC造 地上22階、地下2階 延床面積:32,695平方メートル
 設計:日建設計 施工:三井住友建設 用途:事務所・集会場

5. 「広小路クロスタワー」(錦二丁目計画)
 名古屋市の伏見・栄エリアで「広小路通」と「本町通」が交差する場所に、新たなランドマークとなる超高層ビル「広小
路クロスタワー」(高さ約100m)が竣工しました。
高層部は伸びやかな縦ラインが印象的なデザインとする一方で、低層部は隣接する旧名古屋銀行本店ビルとの連続性を意識
し、列柱をモチーフとした門型のデザインが採用されています。広小路に新たな賑わいを与える商業施設もオープンします。
2階以上の床スラブに軽量コンクリート1種が使用されました。
 呼び強度(27) コンクリート比重(1.90) スランプ(18cm)
 S造、一部RC造 地上21階、地下1階 延床面積:44,243平方メートル
 設計:三菱地所設計、竹中工務店 施工:竹中工務店 用途:事務所・店舗・駐車場

▲▲▲ 土木分野 ▲▲▲

6. むつ小川原港外港地区防波堤(東)災害復旧工事
 青森県むつ小川原港で、破損したケーソンの復旧工事に軽量コンクリート1種が採用されました。
コンクリート製のケーソンは破損により中詰め材が海中に流出している状態となっており、復旧の際にケーソン下のマウン
ト部、基礎への増し荷重を避けるために、ケーソン中詰材及び蓋部分で軽量コンクリートが使用されました。
ケーソンの中詰材は、生コン工場で練られた軽量コンクリートをむつ小川原港まで運びコンクリートブロックを作製し、
蓋部分は、海上にてCP船(コンクリートプラント船)から打設されました。
 発注:国土交通省
 元請:五洋建設JV

▲▲▲ トピックス ▲▲▲

7. 「AIJ九州支部大会にて論文発表」
 3/4(日)鹿児島大学において日本建築学会九州支部研究発表会が開催されました。九州大学とALA協会の共同で行って
いる研究から「暑中コンクリート施工における人工軽量骨材の自己養生効果に関する研究 その3人工軽量細骨材の置換率の
違いによる影響」の論文発表が行われました。
35℃に達する極暑中環境下において、強度や耐久性などコンクリートの品質を確保するために、本研究では人工軽量骨材の
自己養生効果に着目しています。今回は、細骨材の15~25%を人工軽量細骨材に置換することで、ブリーディング、表面含
水量が増加して仕上げ性が向上すること、強度増進や表面の透気・吸水性が低く物質移動抵抗性が高くなることから耐久性の
向上につながることが報告されました。

8. 「全国圧送技術大会」
 2/24「第1回全国圧送技術大会・主催全国コンクリート圧送事業団体連合会」が日本大学理工学部駿河台校舎において開
催されました。圧送業者、ゼネコン、大学、各種団体により、指針改定の経緯や、実態調査、ならびに圧送材料、圧送機材、
圧送性評価、圧送方法など、コンクリート圧送に関する幅広い分野での発表が行われたほか、関連機器等の展示会もありま
した。軽量コンクリート関連では、「増粘剤成分を含む流動化剤および高性能AE減水剤を用いたコンクリートのポンプ圧送
性に関する実験的検討(論文)」ならびに「実施工における軽量コンクリートの超高所圧送(報告)」の発表があり、活発な
討議が行われました。

▲▲▲ ひとりごと ▲▲▲

9.「江戸前の新名物」
 ホンビノスという貝をご存知でしょうか。職場のある千葉県船橋市周辺では、最近、身近な食材になってきました。市で
も江戸前の新名物として売出し中で、昨年11月には千葉ブランド水産物にも認定されました。アサリより大きく、ハマグリに
似た二枚貝で、東京湾では約20年前に発見された北米産の外来種だそうです。古くからアサリ漁が盛んに行われていた船橋
では、現在、ホンビノス漁が盛んで、漁獲量も10年間で8倍にまで増えています。クラムチャウダーといえば日本ではアサリ
を使うことが多いようですが、本場のアメリカではホンビノス貝を使っているそうです。生命力が強いので冷蔵庫で一週間
保存でき、砂抜きも不要です。浜焼き、酒蒸し、パスタ、かき揚げ、ピザなど多くの料理に使えることから、船橋周辺の様々
な飲食店で提供されています。船橋漁協の直売所以外に、通販サイトでも購入できるそうです。

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●ALA協会からのご案内
     “”“”“ ALAの生産・出荷/平成29暦年(1―12月) ”“”“” 
        G(粗骨材)  S(細骨材) 合計  (単位:立方メートル)
   生産量   240,001 7,715 247,716
   出荷量   177,500 8,333 185,833(対前年同期 115.0%)
   用途別出荷構成  生コンクリート   88.8 % 
       プレキャストコンクリート   8.0
                その他   3.2
             ~~~~~~~~~~~~~~~~~ 

●軽量コンクリートに関する技術資料を発行しております。
 ご希望の方は、http://www.keiryokotsuzai.com/ をクリックし、開きましたら
 技術資料インデックスをご確認ください。
 
◎ご意見お聞かせください。(配信停止希望連絡等含む)
 E-mail:ala@chive.ocn.ne.jp

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        人工軽量骨材(ALA)協会
          東京都台東区上野1丁目12番地2号 亀田ビル3F
          TEL/FAX 03-3837-0445 〒110-0005
          http://www.keiryokotsuzai.com/
          E-mail: ala@chive.ocn.ne.jp

               ALA協会員社(URL)
 宇部興産株式会社      http://www.ube.co.jp
 住友大阪セメント株式会社  http://www.soc.co.jp
 太平洋セメント株式会社   http://www.taiheiyo-cement.co.jp
 日本メサライト工業株式会社 http://www.mitsui-kinzoku.co.jp/group/mesalite/    
    
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