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ALAメールマガジン

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2009/01/01 ALA通信クラブ 36号   人工軽量骨材(ALA)協会
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         *フォントは等幅フォントをお使い下さい。

<%name%> 様
        
        ◆◇◆◇ 新年おめでとうございます ◆◇◆◇
      ◆◇◆◇ 本年もよろしくお願い申し上げます ◆◇◆◇

○このご案内は、ALA協会の人工軽量骨材に関するメール配信サービスにご了承い
 ただいている方や、弊協会活動にご理解・ご指導・ご協力を賜っている方々にお送
 りしております。

 配信の停止を希望される方は、誠に申し訳ないのですが、末尾の幣協会のアドレス
 までその旨をご連絡頂けますようお願申し上げます。

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INDEX 
 建築分野:(1)鉄骨量8.5%削減!(軽量コンクリートの経済性)
          ★★中層S造ビルに軽量コン適用
      (2)「丸の内トラストタワー本館」が誕生
          ★★高級ホテルに軽量コン採用
      (3)「常陽つくばビル」完成
          ★★S造10階建てに軽量コン採用
      (4)仙台マークワン(中央一丁目再開発)
      (5)東二番町スクエア(仙台一番町四丁目ビル)
      (6)名古屋インターシティー(名古屋伏見プロジェクト)
 土木分野:(7)跨線橋歩道部分に軽量コンクリート
      (8)首都高速5号池袋線 全面開通
 上野近景 (9)神田明神と日本建築センター

◆◆◆ 建築分野 ◆◆◆

1.鉄骨量8.5%削減!(軽量コンクリートの経済性)
 ALA協会では以前から軽量コンクリートを使用することによる経済的メリットについ
 て調査を行ってきましたが、このたび「S造12階建てオフィス」についての試算を遠
 山一級建築士設計事務所ならびに二葉積算の協力を得て実施しました。その結果、
 2階以上の床に普通コンクリートを使った場合に比べ、軽量コンクリート1種を用い
 ると、鉄骨量で約8.5%、構造部分直接工事費で約6%の削減となりました。なお、
 以前実施した鉄骨造4階建て大型店舗の場合、鉄骨量で約10%、直接工事費で
 約6.5%の削減となります。当協会ではこれらをまとめたものを「ALA協会 技術資
 料No.18」として発行しました。
 また、軽量コンクリートのアルカリ骨材反応について系統立てて研究した成果を、
「技術資料No.17」として発行しております。いずれも無償で配布しておりますので、
 ご希望の方は協会までご連絡ください。
 
http://suites.is-assoc.co.jp/~ala/topic/topic.html

2.「丸の内トラストタワー本館」が誕生
 日本の表玄関と云うべき「丸の内一丁目」JR東京駅八重洲口北側で施工されていた
 同ビルが11月に完成しました。当プロジェクトは2棟で構成され、隣接する「丸の内
 トラストタワーN館」(2003年9月に竣工)と連結させツインビルとして運用すること
 になります。
 当本館は大地震でも建物を継続使用できる「ハイブリッド制震構造」を取り入れ上
 層部に設けられている高級ホテルの利用客に快適な環境を提供できるとのことです。
   構造:地下4階・地上37階 S造・一部SRC
   延べ面積:115,400平方メートル
   設計・監理:安井建築設計事務所・戸田建設
   施工:戸田建設
 2階以上の床スラブに軽量コンクリート1種(1.85)が使用されました。

3.「常陽つくばビル」完成
 つくばエクスプレス「つくば駅」前に建設を進めていた同ビルが10月に完成しまし
 た。周辺は緑の多い住宅地域でありヒートアイランドや都市水害を抑制する透水性
 舗装、日照負荷低減を図る外装など、環境対策を積極的に取り入れています。
 敷地内には充分なオープンスペスを設け、建物はバランスの良い整形なデザインで
 あり、地震に強い免震構造を採用しています。
   構造:地上S造、地下SRC造、地下1階地上10階建て延べ16,541平方メートル
   設計・監理:三菱地所設計 施工:鹿島・清水・戸田建設JV
   2階以上の床スラブに軽量コンクリート1種(1.85)が使用されました。

4.仙台マークワン(中央一丁目再開発)
 JR仙台駅西口北側に建設が進められていた同ビルが2008年8月に完成しました。
 地下1階~地上9階が店舗に、10階~19階がオフィスフロアになっており、床スラブ
 には軽量コンクリート1種が使用されました。名称のうち、「マーク」は地域のラ
 ンドマークとなることを目的とした建物であることを意味し、「ワン」は仙台市青
 葉区中央一丁目にあることを表しているとの事です。
    構造:S造一部SRC造RC造 地下2階地上19階 
    延床面積:49,948平方メートル
    設計:日本設計 
    施工:大林組・日本国土開発・仙建工業JV

5.東二番町スクエア(仙台一番町四丁目ビル)
 同ビルは仙台中央警察署跡地に、北に定禅寺通、南に広瀬通の中間点となる青葉区
 一番町に完成しました。1階が店舗フロア、2階~14階がオフィスフロアで、2008年
 7月に完成し、床スラブには軽量コンクリート1種が使用されました。
    構造:地下RC造、地上S造 地下1階地上14階 
    延床面積:28,240平方メートル
    設計監理:三菱地所設計・鹿島建設  
    施工:鹿島建設

6.名古屋インターシティー(名古屋伏見プロジェクト)
 名古屋のビジネス拠点である栄伏見地区。その伏見駅に直結する形の「名古屋イン
 ターシティー」が完成しました。「品川インターシティー」「赤坂インタシティー」
 に続く「インターシティーブランド」として開発が進められたものです。白と黒を
 基調とした品格有るデザインとなっており屋上のアトリウムには、植栽があり、自
 然を意識した快適な空間を演出しています。
 将来における東海・東南海地震を想定し、細かな地盤データを基に設計され、その
 耐震性能目標をクリアしているそうです。同工事には推定8,000立方メートルの軽量
 コンクリートをご使用いただきました。
    構造:S・SRC B3/19F
    設計:日本設計
    施工:大林組

◆◆◆ 土木分野 ◆◆◆

7.群馬県内 跨線橋歩道部分に軽量コンクリート
 群馬県桐生市の跨線橋で歩道部分に軽量コンクリート1種が使用されました。この
 橋梁はJR両毛線を跨ぐ跨線橋で、竣工から約20年経過しており、補修工事の一環と
 して歩道部分の嵩上げのため、軽量コンクリートを打設したようです。
    発注:伊勢崎市
    橋梁名:お富士山跨線橋
 橋梁歩道部分の嵩上げでは、以前このメルマガでもお伝えした多摩大橋や晴豊橋
 (いずれも東京都)があるように、軽量コンクリートの使用が多い分野でもありま
 す。橋梁設計関係者の皆様、嵩上げに軽量コンクリートを検討してみてはいかがで
 しょうか。

8.首都高速5号池袋線 全面開通(復旧工事に軽量コンクリート使用)
 土木学会誌12月号に、8月に起こったタンクローリー火災事故の復旧工事の概要が紹
 介されております。構造物の損傷程度、応急対策や復旧工法など、一連の工事概要
 が紹介されております。この中で、軽量コンクリートは復旧工事のうちの上下線の
 床版工で使用されました。早強セメントを使用し、ポリプロピレン繊維混入、膨張
 材添加の軽量コンクリートで、実打設前には、ポンプ圧送試験も実施されました。
 詳細は土木学会誌にありますので、そちらをご参照下さい。しかし、あれだけの損
 傷を受けたにも関わらず、これだけの短期間で開通したことを考えると、関係者の
 方々には頭の下がる思いです。

◆◆◆ 上野近景 ◆◆◆

9.神田明神と日本建築センター
 ご承知のように我が協会は上野一丁目黒門小学校の裏に住まい、神田明神までは徒
歩15分の至近距離です。湯島天神を含むこの一帯は、神田明神境内の一角に祭る銭
形平次・八五郎の活躍した舞台であります。
 平成19年5月、財団法人日本建築センターが神田に越してきて2年近くになります。
 蔵前橋通りの新妻恋坂を50m程登ったところ右側にあります。東京に詳しい人には
 お茶の水の湯島聖堂の裏が神田明神で、その裏参道に面していると言ったほうが判
 りやすいのかもしれません。
 建築センターは虎の門時代から何かと訪問する機会があり、神田に移転直後に様子
 を見に行ったのですが、受付で守衛さんの固いガードに会い、中には一歩も入れま
 せんでした。虎の門時代と比べて随分変わったなとの印象でした。最近資料購入に
 再訪しましたが、受付嬢が増員されて少々優しい雰囲気が出てきたものの敷居の高
 さは相変わらずの印象でした。必要性があってのこととは思うけれど、親しみのあ
 る昔のセンターが懐かしいものです。
 もし我が協会に尋ね人あれば、平次・八っつあんのような人情味のある対応に心が
 けたいものです。

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●ALA協会からのご案内

  “”“”“ ALAの生産・出荷/平成20年度上期(4―9月) ”“”“”
       G(粗骨材) S(細骨材)  合計   (単位:立方メートル)
   生産量  128,310   3,759  132,069
   出荷量  118,594   5,950  124,544
   用途別出荷構成  
       生コンクリート      64.9 % 
       プレキャストコンクリート 28.1
       その他           7.0

●軽量コンクリートに関する技術資料を発行しております。
 ご希望の方は、http://suites.is-assoc.co.jp/~ala/ をクリックし、開きました
 ら垂れ幕の「活動内容」をクリックして、技術資料インデックスをご確認ください。
 ご希望の方にはお送りします。E-mail:ala@chive.ocn.ne.jpにてお知らせ下さい。

◎ご意見お聞かせください。(配信停止希望連絡等含む)
  E-mail:ala@chive.ocn.ne.jp

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    人工軽量骨材(ALA)協会
          東京都台東区上野1丁目12番地2号 亀田ビル3F
          TEL/FAX 03-3837-0445 〒110-0005
          http://www3.ocn.ne.jp/~ala/
          E-mail: ala@chive.ocn.ne.jp

       ARTIFICIAL LIGHT-WEIGHT AGGREGATE ASSOCIATION
               ALA協会員社(URL)
 宇部興産株式会社      http://www.ube.co.jp
 住友大阪セメント株式会社  http://www.soc.co.jp
 太平洋セメント株式会社   http://www.taiheiyo-cement.co.jp
 日本メサライト工業株式会社 http://www.mitsui-kinzoku.co.jp/group/mesalite/
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