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ALAメールマガジン

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2003/11/11 No.07  人工軽量骨材(ALA)協会
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○このご案内は、ALA協会の人工軽量骨材に関するメール配信サービスにご了承い
 ただいている方や、弊協会活動にご理解・ご指導・ご協力を賜っている方々にお送
 りしております。
 *お問合せ、配信停止につきましては本メールの後方をご覧下さい。
      
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○人工軽量骨材と人工軽量骨材コンクリートに関する話題をご提供し、皆様方に選択肢
 の一つの材料としてALAを加えていただきますように、活動を進めてまいります。
        
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▲上野近況
 徒歩5分の不忍池には早番組の渡り鳥が羽を休め始めました。
 「つくばエキスプレス」(No.03号にて紹介しました「つくばと秋葉原」を結ぶ鉄道新
 線・平成17年開通予定)の上野界隈の駅名が公募を経て「新御徒町」「浅草」と決り
 ました。
 浅草観音は、1,300年にわたる齢を数え、その当時からの江戸東京の歴史・風俗を豪華
 絢爛にした時代行列が11月3日に再現されました。
 年の瀬を告げる『酉の市』開運招福・商売繁盛を願う賑わい、一の酉は11月8日でした。

▲▲▲ 建築分野 ▲▲▲

■動き出した日本橋・東京駅八重洲口界隈の再開発
 ・日本橋室町:室町三井新館街は、歴史的建築物の保存と開発をめざして、東京都の
        重要文化財街区制度の適用を受け、三井本館を保存しながら超高層複
        合ビルが建設されます。地上38階建て(192メートル)。低層部は三井
        本館の重厚なデザインを残し、中・高層部はスマートなデザインとな
        る模様です。延べ床面積は130,000平方メートルで、10月より軽量コ
        ンクリートの打設が開始され17,500立方メートルの予定です。
 ・日本橋一丁目:旧東急百貨店日本橋店跡地を中心としたプロジェクトで、地上20階
         のオフィス・商業用途の複合ビルとなります。延べ床面積98,500平
         方メートルで、軽量コンクリートの採用予定は3,500立方メートル
         です。
 ・八重洲:計画は二期に分かれ、第一期棟「丸の内トラストタワーN館」19階建ての
      オフィスビル(延べ床面積65,000平方メートル)には軽量コンクリートが
      8,000立方メートル使用され、9月30日に竣工しました。来年8月には第
      二期棟の着工が予定されており、北棟(42階建て)南棟(41階建て)延べ
      床面積350,000平方メートルの超高層ビルが計画中です。
 交通の一大拠点、東京の「顔」とも言える21世紀型の複合都市づくりが進み、輝いた
 街が次々とお目見えします。

■屋根瓦に軽量骨材
 超軽量平板瓦「フジサワ ウルトラライト(藤沢工業株式会社・本社 東京都豊島区
 TEL03-3957-1101)」には人工軽量細骨材が使用されています。軽量骨材を用いるこ
とで天然砂を用いた従来品に比べ、1枚当り40%以上軽くなり、屋根面積30坪では約
 1.7トンも軽量化できます。このため、耐震性が大幅に向上し、また、柱を細くするこ
 とも可能です。断熱性、耐久性にも優れています。そのほか、バルコニーなどの床に
 敷く意匠材「化粧耐火ボード」などにも人工軽量細骨材が使用されています。

 *詳細のリンクはこちらを
  → http://www.fujisawakougyou.co.jp

▲ ▲▲ 土木分野 ▲▲▲

■九州新幹線に軽量コンクリート
 独立行政法人 鉄道建設・運輸施設整備支援機構(前、日本鉄道建設公団)による、
 福岡市から熊本市、川内市を経由して鹿児島市内に至る工事延長距離257キロメート
 ルの九州新幹線。平成16年3月に開業予定の新八代~西鹿児島区間(126キロメートル)
 の、八代市宮地地区の国道3号線を跨ぐ高架橋床部に軽量コンクリート(比重1.85)
 が使用されました。
 開業をPRするための15名編成の「おごじょ隊」が今月5日に発車しております。

▲▲▲ ライト(ALA)の散歩 ▲▲▲

■庭園のマルチング材
 雑草の生育防止や土の飛散防止のために使用されるマルチング材には、木材チップ
 のものが多く見受けられますが、タバコ等の投げ捨てなどにより、火災が発生する
 ことがあるそうです。人工軽量骨材を用いたマルチング材は軽量性の他、耐火性に
 も優れているため、そのような心配がありません。耳に馴染んできましたご存知
 「汐留」。JR新橋駅から日テレタワービル西側のスロープを歩むと「トッパン・
 フォームズ社」の2階庭園にはマルチング材として人工軽量骨材が使用されており
 ます。木道と楠・楓・萩・ゆきやなぎ・山吹に笹芝の憩いの庭園に、目に優しいラ
 イトカラー(ALA)が敷き詰められています。ゆりかもめ汐留駅からも徒歩1分
 で散策のコースとなりましょう。

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 ~~~ ALAの生産・出荷/平成15年度上期(4月~9月) ~~~

         G(粗骨材) S(細骨材) 合計(単位:立方メートル)
     生産量  192,555    8,610    201,165
     出荷量  187,751    7,987    195,739   
 用途別出荷構成 生コンクリート       64.9%
         プレキャストコンクリート  31.1%  
         その他            4.0%  

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▲昭和39年10月1日 東海道新幹線の運転が開始されました。
 新幹線開通前の「東京~大阪」は特急列車で6時間半。料金は1,980円でした。39
 年後の今月10月1日「JR東海新幹線品川駅」が開業しました。東京~新大阪の、
 のぞみ自由席利用では13,240円です。
 JR品川駅界隈における、最近の軽量コンクリートの主な採用を以下に示します。
   
   名称              階数  軽量コンクリート使用量
                         (約立方メートル)
  太陽生命品川ビル        30F/3B   6,000
  キャノン販売品川本社ビル    29F/4B   6,500
  品川イーストワンタワー     32F/3B   19,000
  品川三菱ビル          32F/3B   20,000
  三菱重工ビル          28F/3B   7,500
  品川駅東口駅ビル        20F/3B   9,500
  品川駅東口(NTTデータ)ビル 27F/3B   9,500
  NTTドコモ品川ビル      29F/2B   8,900
  JR東海品川ビル         7F/2B   6,000
 
 軽量コンクリートの総量は92,900立方メートルとなり、コンクリートの厚さを15
 センチメートルとした場合の延べ面積は東京ドーム(公称46,755平方メートル)
 13個分を超える広さとなります。
 
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▲11月11日のできごと
 ・1855年安政の大地震(マグニチュード6.9)が発生。
  軽量コンクリートがあればお役に立てたでしょう。
 ・1935年(昭和10年)東京・芝浦に日本初の車庫付きアパートが完成。
 ・1937年(昭和12年)サンフランシスコ金門橋が竣工。
 ・1995年(平成11年)宇宙素粒子観測装置「スーパーカミオカンデ」の完成披露
  式典が岐阜県神岡町地下約1000メートルで行われました。 

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  ala@chive.ocn.ne.jp

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                人工軽量骨材(ALA)協会
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